それは大なり小なり、誰しもが抱いている思いですよね。

雑誌やテレビでは頻繁にインテリア特集が組まれています。
インテリアショップは休日ともなると大勢の人であふれています。
スタイリッシュな「デザイン家電」や「デザイナーズ家具」は憧れの的ですね。
お気に入りの家具や雑貨に囲まれて暮らすことは、この上ない贅沢なのかもしれません。



今、お住まいの家には「あかり」はいくつありますか?
おおかた、1部屋に1、2個といったところでしょうか。
どの部屋にも、生活する上で支障のない程度の「あかり」は確保されているはずです。
そして、毎日、ほとんど意識せずなにげなく「あかり」を点けたり消したりしているでしょう。
毎日使用する「あかり」を、ただ、照度の確保という機能を果たすだけのものにしておくのは
もったいないと思いませんか?
生活に密着しているからこそ、もっと、機能的にもデザイン的にも考えられたものであるのが
当然なのではないでしょうか。

では、具体的にどうすればよいのでしょうか?
ひとくちに照明といっても、様々な手法や器具があります。
ここからは照明について基本的な部分を少しだけ説明していきます。
スタイルにあったあかりを使って、さらに上質の住まいを実現しましょう。




ひとつの照明器具だけでも、照らす向きや強さによって、空間の印象はずいぶん違ってきます。
大きくわけて、直接照明と間接照明があり、直接照明は天井灯やペンダント、スタンドなど光源からの直接光による照明方法になります。間接照明は光を壁や天井に当て、その反射光を利用する照明方法で、目に優しく穏やかな光が得られるため、雰囲気のある空間づくりに効果的とされます。

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       光源を天井や壁に組み込み、建築物と一体化させた照明を指します。
       照明効果を含めた空間全体をデザインするため、より上質のあかり空間が得られます。





室内に照明器具が1つの場合を「1室1灯」といい、複数の器具の場合を「1室多灯」といいます。
LDなど、いろいろな用途がある部屋には「1室多灯」にして、シーンに合わせた照明を考えてみてはいかがでしょうか。
例えば、1室に3灯の照明器具がある場合は、それぞれを点けたり消したりすることで、2x2x2=8通りのパターンが生まれます。
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よく目にするペンダントやシーリングのほかにも、さまざまな種類の器具があります。
それぞれの特徴をつかんで、空間や用途にあったものを選びましょう。
                                                   



照明について、ごく基本的なことはおわかりいただけたでしょうか?
「この器具が素敵だなあ」とか、「あんな雰囲気にしよう」とか、色々なアイディアが
わいてきたのではないでしょうか。

このようにして、「もっと自分らしい住まい」「もっと快適な住まい」を手に入れるために、
いろいろな工夫をこらしたプランを自分で考えてみたとしましょう。
あるいは専門家にイメージを伝えて、照明計画をお願いしたとしましょう。

あとは、器具を買って取り付けるだけで万事オッケー!でしょうか?

イメージ通りの出来上がりになるか、不安ではありませんか?
カタログではとても美しく思えた器具でも、実際に取り付けてみると、
間取りや内装が異なるため、雰囲気が違って見えることがあります。

「しまった!想像していたイメージと違う!!」といった事態を避けるために、
計画段階での照明シミュレーションをおすすめします。

弊社照明シミュレーションでは、CGによるイメージ画を作成し、
どなたにも直感的にわかるようシミュレートいたします。
照明器具の配光はもちろん、反射光も正確に計算するため、
限りなく実物に近づいた検証が可能です。